野生のラン

先日行った木曾、赤沢自然休養林で、野生ランを見た。
上高地で見たテガタチドリは、丈15cmぐらいだったが、
これは20cmぐらいのかなり大ぶりなランだった。


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コケイラン(Oreorchies
patens)かも
しれない。

















昨日、公園にモジズリ(ラン科 Spiranthes sonensis)が
たくさん咲いているのを見た。別名、ネジバナ
万葉集にも歌われている。
  みちのくの しのぶもじずり誰ゆえに 
        みだれそめにし 我ならなくに
 
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雑草のような花だが、よーく見れば、小花はランの花の形。
背景に写っているのは、ニワゼキショウ(アヤメ科)


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丈が10cmぐらいの
小さな花に
大きなハチが
ぶら下がって
吸蜜していた。








ハチが少なくなったと一時ニュースになったことがあった。
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家のキャットニップ(Catnip シソ科)にも、毎日黒いのや、
黄色いのやらたくさんのハチが訪れて吸蜜に余念がない。

家の駄ネコのために植えてあるのだが、
この植物にはあまり関心を示してくれない。
  (人の思いと、ネコの思いは別のようです)
薄むらさき色の花をつけ、ハチやらチョウが集ってくるので、
ネコがこなくても、虫が来ればまっいいかと、植えっぱなしに
して何年にもなる。
by tamayam2 | 2009-06-20 09:06 | 日々のできごと
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