フェイジョアと ブラシの木

先に取りあげたオウチの樹(別名センダン)は、伊豆半島以西に
成育する木ということだから、四国の風土に適した樹なのだろう。
四国は、太陽がさんさんと照り、南国らしい明るさがあった。
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牧野植物園の南門のそばで見た南国の木。
【フェイジョア】 (フトモモ科Feijoa selloiana )
裏側がまっ白な花弁、長いシベが吹き出しているやや大ぶりな花。
果実は、レモンほどの大きさで、中の種とともに食べる。
ズルっとしたジェリー状で酸っぱい。アイスクリームのトッピング
などに使われる。
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【ブラシの木】 (フトモモ科 Callistemon speciosus )
高知城の入口のところにあった。

花の形状がビンを洗うブラシにそっくり!
右側に吸盤のように付いているのが種。種は落ちずに何年も枝に
ついているそうだ。乾燥に強い土地に成育し、ひとたび山火事でも
あれば、この種がはじけて飛び散り、まっさらになった土地に
すばやく芽を出して、その一帯の優先種になるそうだ。
生命力の強い木。

ユーカリも上の二つの木と同じくフトモモ科。
(フトモモと書くとなんだか恥ずかしい感じがしますが、
太い腿ではなく桃でしょうね。日本語はヤヤコシイ。)

10年ほど前、私は、ニュージーランドに住んでいた。
フェイジョア、ブラシの木、ユーカリの類は、いたるところで
よく目にした。暑く、乾燥した大地に根づき、赤々とした花を
泰然と揺らしている南国の木々を見ては、
「恐れ入りました」・・・と脱帽したくなるような、一種の畏敬の
念を抱いたものだ。どんなヤセ土地でも、こういう木々は、不遇を
ものともしない逞しさがあった。

ニュージーランドやオーストラリアは、隔離された島国のため、
独特な生物が見られる。見ただけで首をかしげたり、思わず
笑っちゃうような形状の植物や動物があるんです。そういう土地が
地球上にまだあることを思っただけで、うれしくなります。
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いよいよチョウの季節になりました。=*^-^*=♪
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ミスジチョウの一種(上)と、ネズミモチの花を吸蜜するキアゲハ
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by tamayam2 | 2009-06-06 10:16 | たび | Comments(4)
Commented by kanmyougama at 2009-06-06 12:28
こんにちは・・・・。
フェイジョァとブラシノキについて・・・・。
フェイジョァの名前を記憶していました。甘酸っぱい味の果物と結びつくのです・・・やっぱりこれです。耳の響く音感と舌が覚えていました。
ブラシノキの菜は育てにくいと聞いています。
理科の先生が実験室で取り出した硬い粒ハンマーでつぶして種子(とにかく小さい記憶)をチリ紙に並べ湿り気を与えて発芽させるのです。難儀して増やしていました。
>山火事でもあれば、この種がはじけて飛び散り、まっさらになった土地にすばやく芽を出して、その一帯の優先種になるそうだ。
理由がわかりました。
種の保持の謎が解けました。
面白いですね。
最近胡麻の種子をチリ紙に乗せて発芽させてみました。湿りを与えて4日目には白い芽が・・・。
なぜこんなこと・・・1升瓶に12年保存していたので(眠っていたので)発芽は無理かな・・・思ったのでした。
Commented by tamayam2 at 2009-06-06 13:36
◆ kanmyougamaさん、
12年前のゴマの種が発芽したとは! 驚きですね。生命力がゴマの
粒の中で眠っていたのですね。お宅の菜種の収穫や乾燥しておられる
様子、それに梅酒、ラッキョウの漬け込み(奥様の領域でしたね)
を拝見して、私もやってみたくなり、昨日ラッキョウにチャレンジして
みました。ああいうものは、年を重ねると食べたくなるものですね。
うまく行くかどうかわかりませんが、楽しみです。へへへ
Commented by ふく at 2009-06-06 17:00 x
らっきょう!嫁入った当初毎年飽きもせず漬けたものです。たくさん剥くので手がしわしわに、匂いも強烈ででも喜んでくれる親戚のおばさんに上げていたのですが、だいぶ前にな亡くなってもう漬ける張合いが無くなって止めて久しい。もっぱら買ってきてこれは甘すぎ、歯ごたえが足りないなどと文句だけ並べてます。本当においしいものは自分の手でという主義もぐらぐら。
Commented by tamayam2 at 2009-06-06 17:53
◆ふくさん、
あなた、いいお嫁さんですよね。
>本当においしいものは自分の手で・・・なんていうセリフは暇人が
言うことですから気にしないで。今、大事な命を預かっている人は、
ラッキョウなんざぁ~市販のものでいいんですよ。私も働いている
ころは、手づくりなんてしませんでした。何でも買っていましたよ。
おいしいものを作るには、やはり賞味してくれる人が必要ですよね。
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