タミフルの原材料、トウシキミ

ブタインフルエンザ騒ぎが発生して以来、タミフルという
薬品の名をよく耳にする。WHOでは、この薬を自国で製造
できない発展途上国に対して、無償で配布することにしたと
報じている。病気は国境を越えて拡がっていくから怖い。
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さて、4日に訪れた東京都薬用植物園で、タミフルの原材料
であるダイウイキョウ(シキミ科 Llicium verum)の花を
見た。 別名、トウシキミ
3月にシキミの写真を掲載したら、Blog仲間の寧夢さんから
シキミは、タミフルの原材料というご指摘があった。
                    過去ログ:シキミの花の写真
無論今では、化学的に合成されているのだろう。でなければ、
発展途上国にあまねく配布できるはずがない。
シキミと同様、赤みをおびた清楚な花だ。
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上の写真は、カラタネオガタマ(モクレン科 唐種招霊 Michelia figo)も
よく神社仏閣で見かける樹木。招霊と書いてオガタマと読む。
魂を招じ入れるのだろうか。

この花の香りは、バナナのような甘い香りがする。
ダイウイキョウもカラタネオガタマもともに中国原産。カラタネオガタマは、
中国では、含笑花と書くのですって。ふっふっふと含み笑いしてます。

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Blog仲間のtoti51さんのお庭では、園芸種の植物に加えてさまざま
な野草が大事に植えられている。それだけでもドラマなのに、
さらに、水辺には昆虫が育ち、その小宇宙で繰り広げられる植物と
虫たち、小動物たちと人の活動が生き生きと綴られている。
こういうのをビオトープ (biotope あえて訳せば、生物生息空間)と
言うのだろうか。

わが鼠額大庭では、そういう空間を確保するのは無理だと思って
いたが、ふと思いついて物置の中に眠っていた古い火鉢に水を張って
みた。この連休中に、ヒメダカ10匹(150円)を放ってみた。

ボウフラがいなくなったところを見るとメダカが食べてくれた
らしい。たかが火鉢池ではあるが、ひとつの生き物が我々の生活の
サイクルの中に加わったと思うと、なんだか心楽しい。
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by tamayam2 | 2009-05-06 11:17 | 日々のできごと | Comments(10)
Commented by ふく at 2009-05-06 14:27 x
しきみは榊のように神棚に供えたりしなかったかしら。うろおぼえですが。なんかそっち方面に関係があるような気がするんですけど。自分で調べるべき?
Commented by tamayam2 at 2009-05-06 15:12
▲シキミのほうは、仏教系、唐種オガタマのほうは、神道系の
ようです。わたし自身はさっぱりわかりませんが。毒性があるって
ことは、魔除け、消毒などの効用があるのだと思います。タミフル
のような薬で命が救うことが期待できるのなら、どんどん製造して
ほしいですね。欧州で鳥インフルエンザが流行ったとき(2005,6年
ごろ)自衛のためこの薬を持っている日本人が多かったです。私は
買いませんでしたが。
Commented by toti51 at 2009-05-06 18:00
ご紹介に与りありがとうございます。 メダカ火鉢池出来上がりましたね^^ うちの火鉢池と同じ形です。産卵もあるかもしれませんよ。
うちは幸いにして面積は広いですが、そんなに広くなくても十分ビオトープ系の庭は出来ると思っています。また、記事を練ってみますが、畳2枚くらいの面積があれば十分いろいろな種類の植物が植えられます。
シキミがタミフルの原材料とは知りませんでした。
Commented by tamayam2 at 2009-05-07 05:40
▲ toti51さん、
はい、はい、おかげ様で私めもメダカ火鉢池のオーナーになり
ました。昨夜は、東京地方、雨が激しく降ったのですが、火鉢池の
水があふれたらどうしよう・・・とか考え(それは杞憂にすぎません
でしたが)たりしました。人、猫、メダカの世話と人生がやや忙しく
なりました。お宅のBlogから楽しい「気」をいただいております。
メダカの飼育について今後ともどうぞよろしくご指導くださいね。
Commented by asako at 2009-05-07 17:22 x
火鉢、懐かしい! こういう火鉢、うちにもありました。そして、古くなったやつは、やっぱり庭の池になっていました。いいですねぇ。
植物の名前を知ってるって、楽しいですよね。ここにお邪魔して、いろんな知識を得てます。
Commented by tamayam2 at 2009-05-08 11:14
▲asakoさん、お元気?
連休はしっかり充電されたようですね。こういう火鉢、どこの家にも
ありましたよね。ご実家のボタン、素敵ですね。わが家には、庭と
言えるような空間がなく、ほとんどネコのトイレに提供しております
関係で・・・園芸には手をださぬようにしています。植物の名に
関心を持つには、あなた様は10年は早すぎですが、知っていても
損はありません。始めに言葉ありきで、名がわかるとぐっと親しみを
感じるものです。お仕事、いろいろ発展しておられますね。日本語の
将来のためにもぐぁんばってください。
Commented by kanmyougama at 2009-05-09 08:32
薬の原料に・・・・毒も使いようでは・・・・大事ですね。
オガタマのことも面白いです。
ここではバナナの香りがしますので・・・・
神様のことは思いもよらぬことでした。
Commented by あんず at 2009-05-10 00:57 x
よし。いざとなったら、この木を・・・う~ん。どこを使えばよいのでしょう?
花? 葉っぱ? 木の皮?
全て煎じて飲めばいいか!

なんて考えてみましたが、そもそも、このシキミという木がないのでした(笑)
Commented by tamayam2 at 2009-05-10 14:12
▲ kanmyougamaさん、
東京は、連休の後半雨にたたられましたが、連休明けに晴れたら、
もう夏日ですって。いやぁ~暑い、暑い。夏支度もまだなのにぃ・・・
若い時には、中国伝来の植物より、バタくさいものが好みでしたが、
年をとると、だんだん、東洋風のものがしっくりきます。ふふふ
Commented by tamayam2 at 2009-05-10 14:16
▲あんずさん、
この木の実らしいです。中華料理に使う八角に似た形です。
でも、怖いから、仮に手に入ったとしても使わないでね。
八角がシキミの仲間ということで、一時、買占めが起きたようです。
しかし、食用の八角とは、成分が違うそうです。
東京では、4人目の感染者が出たとか、まだ不安が去りません。
私も感染者と同じノースウェスト機で帰国したので、ちょっと不安に
なりましたが、ぴんぴんしています。早くこの騒ぎが鎮まって
ほしいよぉ~。
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