オウレン と ニリンソウ

三月の幕開けですが、とても寒い一日です。(ぶるっ!)
昨日、2月28日に板橋区の赤塚植物園に行ってきました。
こじんまりした敷地にたくさんの種類の野草、樹木がうまく
配置されています。区の植物園としては、よく管理されており、
しかも、無料。
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アズマイチゲ、セツブンソウ、スハマソウ、ミスミソウなど、
スプリング・エフェメラル(spring ephemeral)と呼ばれる小さな、
小さな春の妖精たちも見つけることができました。
その丈はわずか4,5センチ。
地にへばりつくように生えている様は、健気ながら痛々しく、
かそけき命という言葉が浮かんでくるようです。
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薬草園の片隅で見たオウレンという薬草は、初見の花。

コセリバオウレン(キンポウゲ科 Coptis japonica)オウレンには
いろいろな種類があるようで、生薬として使うそうです。
日本原産の植物ですから、格別の興味を持って見ました。
(垣根を越えることができないので、近づいて撮影ができない
のは残念至極ですが、繊細で美しい花でした。)
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偶然ですが、Blog仲間のnick-1さんも同じころウスギオウレン
に出会われたようです。nick-1さんの素敵な写真はここ

赤塚植物園から三田線高島平駅へ行く途中に赤塚斜面林があり、
そこは、23区でもめずらしいニリンソウ(キンポウゲ科)
の群生地になっています。私が通った時には、ちらほらと白いものが
見える程度でした。板橋区というのは、ニリンソウを区の花に
指定し、その自生地を保護しているのです。(感嘆!)
高層道路沿いの崖地で、すぐ上のほうには、住宅地が迫って
います。豊かな緑地は、犬を連れた人たちの格好の散歩道に
なっていて、良い眺めでした。
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私は、貴重な山野草が数株、標本のように隔離されている光景
を見るより、自然の環境にわぁーと群生している姿を見たいので、
三月の中旬すぎに、またその斜面林に出かけてみたいと思い
ました。

写真:上から、キクザキイチゲ、コセリバオウレン2枚、イチリンソウ
    上3枚は、赤塚植物園で。イチリンソウは、ケルン市の森で。
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by tamayam2 | 2009-03-01 17:01 | 日々のできごと | Comments(2)
Commented by nenemu8921 at 2009-03-03 08:41
tamayamさん。もうイチゲが咲いているのですか?
わあ、早いですね。
コセリバオウレンって、見たことありません。会いたいなあ。
すごくかわいいですね。いかにも山の花といった風情で。
赤塚植物園というのも、初めて伺いました。
Commented by tamayam2 at 2009-03-04 07:23
◆ nenemu8921さん、
なんだか今年は、早いみたいですよ。あちこちから早春の花の
たよりを聞くと心がさわぎます。こういう野草は、すぐに視界から
消えてしまいますので。(地中でひっそり生きていますが・・・)
植物の名前を調べるときによく使っている「季節の花」のサイトでは
赤塚植物園で撮影したという写真が多く、以前から行って見たいと
思っておりました。23区内なのですが、ウチからちょっと行きにくい
なぁと感じていたのです。最近地下鉄やバスの路線を学習して・・・
行けるようになりました。お勧めの植物園です!
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