映画 「旭山動物園物語」

2007年に三年ぶりに帰国してから旭山動物園の名前を
知った。北海道の一地方都市の動物園に道外から連日
大勢の客が押しかけ、入場者数が、2004年にはついに
上野動物園を抜いて日本一を記録したという信じられない
話である。


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日本にも私のような
大人の動物園
ウォッチャー

がたくさん
おられるの
だなあ、
と心強く
感じたものだ。
















中公新書『戦う動物園』を読んで、ぜひ行って見てみたい
と思ったが、いまだ果たせずにいる。

そうこうしているうちに7日、 旭山動物園物語 という
映画が封切られたのでさっそく見に行った。
経営不振でつぶれかかった動物園を立て直す、熱血園長役は
西田敏行。他の出演者も、それぞれによかった。
 ↓カメレオン
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海外で新しい町に滞在する時には、まず、動物園、植物園の
所在を確かめる。出来れば、ゆっくり巡りたいので、時間
を捻出するため、同行者がいる場合には、グループから
離れることもある。買い物、観劇、旧跡めぐりよりも、その
土地に実際に生きている動植物を見てみたい。動物園に行けば、
だいたいにおいてその国の動物とヒトに関わる考え方が
自ずとわかります。
 ↓ ワニ
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この映画の中でも言っていることだが、昔の動物園は形態展示
(例えて言うと、ライオンは、どんな顔をしているか)次に、
ライオンがどんな環境に住んでいるのかという生態展示の方向に
関心が向くようになった。
今では、ライオンが生き生きと活動する様を最大限見せる方向
行動展示)へ、変わってきている。
 ↓カンムリバト
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変わった形の動物を檻に入れて見世物にするのではなく、
あるときには、人間が檻のような空間に入って、動物たちが
行動する様子を傍から観察させていただくのだ。

この映画のサブタイトルは、「ペンギンが空を飛ぶ」。
ペンギンが空を飛ぶわけはないわね。しかし、観客の視点を
ちょいと変えれば、ペンギンが空を飛ぶように見せるこ
とはできるわけね。

いい映画でした。久しぶりに感動の涙があふれました。

写真は、2007年9月ワシントンDCの動物園で。
私が望遠レンズなどをこの時、持っていたわけではありません。
通常使うレンズで動物の表情を撮ろうと思って撮りました。
この動物園、ヒトの立ち位置に工夫があるので、金網越し
でなく、彼らがくつろいでいる姿にかなり接近して
撮ることができるのです。

ここは全米でもパンダが売り物ですが、私は、チョウ館、
鳥館、爬虫類館が特に気に入っております。
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by tamayam2 | 2009-02-08 18:18 | 日々のできごと | Comments(4)
Commented by 寧夢 at 2009-02-08 22:15 x
もう見に行かれたのですか! この映画はもちろん家族全員で見ようと思っています。できれば、本当に北海道まで飛んで行きたいのですが。
形態→生態→行動展示。なあるほど。人を見るときと同じなわけだ・・・。
Commented by tamayam2 at 2009-02-09 09:03
◆寧夢さん、
はい、土曜日でこども連れがおおいだろうな・・・と覚悟を決めて
初日にでかけました。さほど混雑していませんでした。文科省推薦
です。西田以下、動物園のスタッフたちがそれぞれに個性豊かな
人々で、自己主張が強くワァワァ口角泡を飛ばしてしゃべりまくるの
ですが・・・それがいいですよ。ぜひご覧ください。
Commented at 2009-02-10 20:52
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2009-02-12 12:02
鍵コメさん、
メールでご連絡しますね。
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