○○○が無いと、困る

いよいよ一年の最後の月になりました。今日は、陽もささず、
うすら寒い一日です。
さて、東京都23区にあるわがYamyam町一丁目のお話。
c0128628_12185912.jpg

町内に古くからあったXX湯という銭湯(お風呂屋さん)が
取り壊された。こう燃料費が高騰しては、持ちこたえられなかった
のに違いない。
更地になってみると、銭湯が占めていた面積というのは、
意外なほど広い。ここに早晩、大型都会風マンションが建つの
だろう。どっしりした破風の構えがあるお風呂屋さんがあった
ことなど、たちまち人々の記憶から失われるだろう。

聞けば、いま銭湯の大人料金は、450円だとか。(安いなあ)
450円という額は、コーヒー店(あ、喫茶店というものもあまり
見かけなくなりましたね)のコーヒー一杯の値段ぐらいだろうか。
c0128628_12194661.jpg

Yamyam町は都心から通勤1時間圏内だから、付近には、圧倒的に
若い勤労者や学生が多い。そういう人たちの住む小型アパートの
どの部屋にもお風呂が付いているかどうか・・・。
銭湯が無くなって困っている人たちも少なくないのではないか。
c0128628_12201298.jpg

○○○が無くなって困っているという話になると・・・・。

私の家の周りに最近見かけないもの、米屋、魚屋、豆腐屋。
パック詰めの切り身でなく、魚の目の輝きをみて、生きがよければ、
半身をお刺身に、もう一方に荒塩を振って、塩焼きに、という
ぐあいに一本まるごと買いたいのだが・・・魚を並べて売る魚屋
自体が消えてしまったのだ。幸いなことに、まだまともな八百屋と
肉屋は存続している。

豆腐屋も一丁売って、たった170円しか取れないのだったら、後継者
が絶えるのは当然だ。早朝に起きて冷たい作業をして、一丁、一丁
売っていたのではいくらも日銭が稼げまい。豆腐好きの私なら、
出来たての豆腐に500円払っても惜しくはないが・・・。
米、魚、豆腐・・・どれをとっても日本食に欠かせない食材
なのにね。

自分の町で気安く買えないというのは、困る、困るわけですよ。

お宅の町ではいかがでしょうか。


写真:11月28日 銀座通りにて。
    一番下:76年ぶりに全面改装したWAKOのショー・ウインドー
by tamayam2 | 2008-12-02 12:22 | 日々のできごと | Comments(12)
Commented by kanmyougama at 2008-12-02 20:03
4里四方が生活の空間という時代______が僕らの育った少年期です。
精米所も豆腐屋さんも野菜やさん・・・・魚屋さんも。
、味噌や醤油麹や・麹屋さん、・・・・。
さらには鍛冶屋さんも。
下駄に靴に。
銭湯も。
経済の仕組み消費社会の変遷でどんどん様変わりしました。
こんな名前のお店はもうのこっていません。

案外都心のど真ん中には老舗として残っていませんか。
Commented by nick-1 at 2008-12-02 21:45
確かにそうですね。
田舎では銭湯はなくなりましたが、日帰り温泉はありますから、代用には
なりますが、町中ではないです。
八百屋はないですね、肉屋は残ってます、豆腐屋はかなり前になくなってます、理由はおっしゃる内容かと思います。
町中には二つあったスーパーも出て行き、残るは農協だけです、これも
いずれはなくなりそうほど、空いてます。
年寄りには住みにくい田舎になって来ました。
Commented by 寧夢  at 2008-12-03 02:05 x
そういえば、小学生時代、お豆腐はしょっちゅう出来立てを買いに行っていたなあ。お豆腐やさんも売りに来ていたし・・・。
でも、買い物はスーパーマーケットが当たり前という時代に育ち、一軒一軒のお店で買い物するというのは新鮮という世代(笑)です。でも、コミュニケーションのある買い物は、子育てにも必要だなあとしみじみ思う今日この頃。
Commented by tamayam2 at 2008-12-03 08:46
◆kanmyougamaさん、
なつかしい言葉が出てきました。麹屋さん、鍛冶屋さん・・・。
東京の下町には、まだ麹屋さんがあったと思います。Yamyam町は
下町ではありませんが、庶民が暮らしやすい所でした。今は、
アパートの住民が主流で24時間営業のコンビニ、ミニ・スーパー
と自動販売機だらけの町になりました。銭湯は最後の砦のような
存在だったので、おお、おまえもか・・・と感慨を深くしました。
Commented by tamayam2 at 2008-12-03 09:00
◆ 寧夢さん、
そう、そう豆腐を買うのに、アルミのお鍋を持って出かけたり、味噌や
醤油も量り売りしている店もありましたね。デパートなどに行くと、
高級志向のやたらと高い豆腐も売っていますね。そういうのじゃくて、
おからや揚げ損ないの油揚げをタダでくれるような、無駄ばなしが
できるような店の話ね。現実は厳しいから、そういう店はどんどん
淘汰されて行きますね。年寄りが都会に住み続けるには、かなり
ドライに物事をみなくちゃあね。
Commented by tamayam2 at 2008-12-03 16:22
◆nick-1さん、
ほう、伊那のほうでも閑散とした農協・・・。混んでいるのはイヤ
ですが、人がまばらというの寂しいものですね。経済、流通、ライフ
スタイルの変化ということなのでしょうが、何だか町というまとまりの
あるコミュニティ自体がバラバラに空中分解していくような心もとさ
を覚えます。スーパーのパック入り豆腐だって味は変わらないの
でしょうけれど。
Commented by toti51 at 2008-12-03 19:18
うちのあたり、野菜は、地元のものを売る店が2軒あります。
朝、地元のお百姓さんが納品にきています。今日、間引きした大根でしょうか、短めのが3本120円でしたし、卵は生みたてのが買えます。そういうお店に買いにいくのを楽しみにしています。   昔は油を計り売りしてましたね。瓶を持って買いに行くとおじさんがジョウゴを瓶にはめて、升で計ってくれましたっけ。町に一つそういうみせがあると、随分省資源になるでしょうね。
Commented by tamayam2 at 2008-12-03 21:36
◆ toti51さん、
いいなあ、地のものが食べられるのですね。人とモノをうまく結ぶ
ことを考えれば、できないことはないですね。ドイツでも週末に青空
マーケットで野菜、魚、ハム類など買っていました。原始的な方法
でしたが、生産者と消費者の間に会話がありましたね。スーパーは
悪くないですけど、パッケージ代も相当支払わされている気がしますね。
社会全体では便利になっているんでしょうが、都会のド真ん中に
過疎地が出現したような不可思議さです(笑)
Commented by aamui at 2008-12-05 23:00
私は基本的には野菜は旧三芳村から 食品は生活クラブから その他netのお取り寄せで ほとんどのものは出来ることにほんとにありがたく感じています スーパーもネット販売が伸びているようですね 余った時間を生活の充実に回すことが出来れば それも良いかなと思います でも歩いて触れ合う関係が無くなる事には危機を感じています
Commented by nenemu8921 at 2008-12-06 18:44
こんばんわ。日本中、どこもすっかり変わりましたね。
郷里の商店街はシャッター街です。
賢治のふるさと、イーハトーブも心配です。
私の暮すところは、歩いていけるお店はなくなりました。
車でまとめて買い物しますが、大型スーパーで買い物するのではなく、お茶はお茶やさんへ、お豆腐はお豆腐やさんへ、
(お米だけは電話で届けてくれます)と、使い分けています。
もちろん、スーパーも使いますが。

買い物もなかなかたいへんです。
Commented by tamayam2 at 2008-12-07 08:39
◆ aamuiさん、
進んでいるぅ~!そうか、ネット販売という手があるわね。私の頭は
まだ昭和時代から進化していないみたいで・・・トホホです。
私も少しは研究しなくっちゃ!
Commented by tamayam2 at 2008-12-07 08:46
◆nenemu8921さん、
そうか、こういう現象は日本中あちこちでおこっていることなのね。
>車でまとめ買い・・・できる体力、財力がある人はいいけれど、
年寄りになって車の運転ができなくなったり、バス路線が廃止に
なったりしたら・・・大変ですよね。この前秋田に行った時聞いた
のですが、秋田新幹線ができたせいで、在来線の沿線の人たちは
かえって生活が不便になったという話。観光客誘致によって、そこに
住んでいる人の生活が犠牲になっていると感じました。むずかしい
問題ですね。
<< 箱根 富士屋ホテル 今日の切手(8):Helvet... >>