11月の樹木たち

春の公園の主役は、草花ですが、
11月の公園の主役は、だんぜん樹木たちです。

11月初旬の公園は、とても静か。やわらかな日差し
の中で、持参のおにぎりをいただきます。

【ムクロジ ムクロジ科 Sapidus mukurossi】
学名にもmukurossi とありますね!
サボニンを含み、昔は、種を石鹸代わりにしま
した。種の中の黒い硬い実は、羽根突きの追い
羽根に。

葉は羽状複葉というのですが、本当に羽のよう。
下に落ちている種をたくさん拾いました。

ビナンカズラ マツブサ科 Kadsura japonica】
別名サネカズラ、万葉集にも歌われています。
学名を見ると、これもわくわくします。だって、
Kadsura は日本語ではありませんか!
日本固有種なのでしょう。

このように学名に日本語がついているのを見ると
うれしくなっちゃいます。カタカナの舌を噛みそう
なnew comerが多い中で、万葉時代からしっかり
日本に根付いている植物に、いとおしさを感じます。

昔は、男性の整髪剤として使われていたそうですよ。
今風に言えば、ムースかなぁ~?

上のつる草もきっと、△△カズラと言うのだと
思いますが、名が分かりません。
古木に絡み付いていました。一部が紅葉しています。
7日深大寺で
ハナノキ カエデ科 Acer pycnanthum 雌雄異株】
これも日本固有種。長野、愛知、岐阜、滋賀の4県に
しか自生しないとか。
ドイツでは、見上げるばかりの大木を、公園で見かけ
たことがあります。
春先の赤い雄花が大変美しく、木全体がぼぉ~と赤く
染まります。

ハゼ ウルシ科 Phus succendanea】
かぶれると怖いですが、紅葉ば美しいですね。

余談ですが、漆を使った漆器のことを、英語では
japanといいます。普通名詞。私は、海外でも漆器を
愛用していましたが、その価値がいまひとつ評価され
ないようです。皆さんプラスティックだと思って
いるらしく、ちょっと残念に思いました。
18日 都立薬用植物園で

【イロハモミジ カエデ科 Acer palmatum】
紅葉の代表格のイロハモミジ。
15日、国分寺市 日立中央研究所にて
この庭園は、秋に一度しか一般公開しません。昨年は雨で
中止になりました。手をかけすぎないので、武蔵野の自然が
よく保存されています。
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# by tamayam2 | 2009-11-20 18:49 | 日々のできごと | Trackback | Comments(1)

奥多摩の野草

武蔵野の奥座敷にどんな野草が生えているのか
興味をもっているが・・・11月も半ば過ぎ、
あまり多くは期待はできない。

【コセンダングサ キク科 Bidens pilosa】
これは、ヒッツキ草の一つ、この実の二股に分かれた
トゲが人や動物に引っついたら、さあ大変!容易には
取れない。繁殖力の強い外来植物で、日本には
江戸時代に北米から入ってきたという。

その種。 ↓ この種が服にくっつく。


同じくキク科の植物だが、こちらは海岸などに多い。
【イソギク キク科 Ajania pacifica】




名がわからなかった
ピンクの花。

花は小さく、
葉が毛羽
立っている。

高さ3,40cm。












追記:
Blog仲間のNick-1さんのご教示でこの花の名が判明しました。
Nick-1さん、ありがとうございました!

【コシオガマ ゴマノハグサ科 Phtheirospermum japonicum】
学名からすると、日本固有種ですね(*^v^*)♪


【オクモミジバハグマ キク科 Ainsloaea acerifolia】
ハグマというのは、白熊と書き、ヤクの尾の毛のことだ
そうです。
白い縮れた花びらが面白い。葉はぼろぼろになっていた
が、確かに、大きめのモミジ葉の形でした。
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# by tamayam2 | 2009-11-19 17:00 | たび | Trackback(1) | Comments(6)

東京の水源、奥多摩湖


16日、毎週会う池袋のグループの人たちと
東京の西端、奥多摩湖へ出かけた。朝は曇り空だったが、
昼ごろから日が差しはじめ、秋の葉の彩りが一段と鮮やかに
なった。

その昔、東京の水源の一つは、小河内ダムと学校で
習った。小学校の遠足で出かけたような記憶も・・・。

緑の水面に周りの紅葉が映りこんで、きれいだった。

平日なので、われわれの他に人影もなく、紅葉をひとり
占めにして悪いようだった。水面に映った午後の太陽。↑

枯れ尾花のそばに、何やら白っぽい花が・・・と
思ってよーく見れば、サクラではないか。
十月ザクラという秋から冬にさく八重のサクラだった。

実がひとつなっていた黄葉したザクロ。


東京水道局では、 「東京水」 というペットボトル入り
飲料水を売出しているそうだ。飲んだ人の話では、
けっこういいお味ということだ。

私は、ドイツでも最も水質がよくないと言われていた
ケルンに3年住んでいたので、水に関する困った話なら
いくらでもできる。
トイレ、浴室、台所、洗濯機に関してカルキを溶かす溶剤の
心配をせずに高枕で眠れる東京人は、実に幸せ者だと
思う。
水が旨い、まずいなどと言っては、罰が当たる。
水道水を蛇口からゴクゴク飲める幸せ!

東京人の水源を守るために、ここの雑木林は、
東京水道水源林として、大事に管理され保護されて
いる。
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# by tamayam2 | 2009-11-19 14:09 | たび | Trackback | Comments(4)

駒形どぜうと 酉の市


昨日12日、下町に出かけたついでに、
長年行きたい、行きたいと念じていた
「駒形どぜう」の暖簾を初めてくぐった。

創業享和元年(1801年)
今から208年前!

中に入ると、テーブルの代わりの長い横木の前に座る。
ぐつぐつと煮えるどぜう鍋をつついている者、蒸篭の
柳川で昼間から一杯やっている者、その間を絣の着物
を着たお姉さんが注文をとったり、料理を運んだりして
かいがいしく立ち働いている。

暖簾をくぐったら、もうそこは、江戸時代!


どぜうは、江戸時代のスタミナ食。
うなぎやあなごと同様、おいしい。
でも、こればかりは、外国人にはちょっとキツイだろう
なぁ~。

私は、韓国、慶州でご馳走になったことがあるが、
山椒の香りがたっぷりで非常においしかったことを
覚えている。

ふと上を見上げると、神棚にお酉様の縁起物。
12日は、今年の一番酉だと教えられた。

食後、腹ごなしに鷲(おおとり)神社まで歩いて行って
午後の酉の市を見てきた。まだ、そんなに人手は出て
いなかった。



この女性は、
いよぉ~、
チャチャチャ
・・・と
三本締めの
音頭をとっている。













この威勢のよい声が聞きたいばかりに・・・
この時期になると、出かけたくなるのだろうねえ。

この日の午後から寒風が吹き、気温がぐっと下がって
きた。酉の市は、やはりちょっと寒いほうが気分が
でますね。

過去ログ、2007年の酉の市

# by tamayam2 | 2009-11-13 18:50 | 日々のできごと | Trackback | Comments(12)

ベルリンの壁崩壊後20年

1989年11月9日に、ベルリンの壁が崩壊したと
報道されています。 ああ、20年!
あなた様は、1989年に、どこで、何をしておられました
でしょうか。

私は東京に住んでおり、学校の教師をしていました。
教師という仕事は、年がら年中雑用が多く、3月末に学生
が卒業するまでは、いつも気が抜けないような生活でした。


今年9月にベルリンへ行く用がありましたので、
ベルリン東駅にほど近い、イーストサイド・ギャラリー
足を伸ばしました。当時の壁の一部が残されていて、
現代アーティストたちがその壁の上に自分たちの主張を
絵で表現しています。
ここに行くために地下鉄、Schlesisches Tor駅下車、
オーバーバウム橋というお城のような尖塔が特徴的な古い橋を
渡りました。この橋が東西を隔てる検問所の一つだったの
だそうです。


橋の上から、巨大な人物の彫刻がはるか向こうに見えました。
Molecule Man (Jonathan Borofskyの作品 1997年)


シュプレー川べりには、観光客ばかりでなく、犬をつれて
散歩しながら、壁に描かれた現代アートを見たり、写真を
撮ったりしているドイツ人も大勢見かけました。

今はのどかな光景ですが、20年前でしたら、この橋を越えようと
して射殺された命も少なからずあったことでしょう。


1961年から1989年まで、28年間も分断が続いていたの
です。市内の路上で見られる壁の痕跡。

なぜか、下のような日本を題材にしている作品も
ありました。意味はよくわかりませんが・・・。

今日12日、天皇皇后陛下のご即位後20年ということで
祝賀会が行われました。
この20年を振り返って印象に残るできごととして、
まずベルリンの壁崩壊後20年のことについて
お話しになりました。

ご自身のことばかりではなく広く世界を見渡して発言
されたことに驚き、ご立派だと感じました。

# by tamayam2 | 2009-11-12 22:53 | たび | Trackback | Comments(8)

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