【817】国立近代美術館 (その2)と 魚の話あれこれ


1月23日

いつも早朝にFacebookの更新をするのですが、今朝は、雪かきに追われました。

久しぶりの大雪(23㎝)で、東京はこの話題で持ち切り。

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1)この立像は、国立近代美術館の2F常設会場外のベランダにあったものです。ベランダの内側にも人が立っているように見えますが、そちらは幻想です。

これを見て面白いと思った若いガイジンさんのグループが外側に立ち、内側の影の人と握手したり、お辞儀したりして遊んでいました。

こうした対話を誘発するような彫刻はおもしろい!


2)こちらは別棟の工芸館の前庭にあった彫刻。鏡面の三角錐に地面の模様が映っている。

ちょっと角度を変えると別の模様が見える。万華鏡のような面白さ。

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3)雪の朝、友人から新鮮な鯛が宅配便で送られてきました。雪かきを済ませて下処理を。新聞紙を敷いて、右にあるウロコ取りでウロコを取って、

  頭の部分はカブト煮、半身を刺身、残りの半身をコブ〆にしました。お刺身は当日にいただきますが、コブ〆は、数日かかります。

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  富山のほうでは、そういう食べ方をよくなさるようです。このウロコ取りはどこかの国で(記憶あいまい)中国人の経営する魚屋で買った

  手作りのものですが、非常に有能で、大きな魚を処理するとき無くてはならないものです。

私は外国のいろいろな国に住んでいましたが、海外では魚の切り身はほとんど売っていませんので、魚は丸ごと買うしかなかったのです。

カナダでは中型のシャケを買ってきて塩じゃけを作りました。


New Zealandでは、珍しい深海魚を安価な値段で買うことができました。

マトウダイというお腹に的のような円形の印のある魚など、よく干物にしていただきました。

日本では、かなり高額な魚です。

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ドイツでは冬にアンコウが手に入りましたが、アンコウはぬるぬるして扱いが難しい魚。「アンコウの吊る切り」という特殊技術が要る

とされています。ま、これも何とか、調理し、アンコウ鍋にしました。

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渡航先に出刃包丁、刺身包丁、このウロコ落としを持参したからこそ、魚料理を楽しむことが可能だったのだと思います。


アメリカの娘の家に行くときも、木屋の包丁、砥石をもっていきます。ステンレスの包丁では、大きな魚の処理は難しいので。

やはり、新鮮な海の幸を味わいたけでば、道具はとても大事だと思います。




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# by tamayam2 | 2018-01-24 11:04 | 日々のできごと | Comments(0)

【817】北の丸公園の界隈

竹橋の国立近代美術館で「熊谷守一」の展覧会に行ったら、その入場券には常設展と隣接の工芸館の入場券も兼ねていることがわかった。

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隣接と言っても徒歩7分ほどなのだが、行ってみたらすてきな明治時代の建物。旧近衛師団司令部ということだ!階段を上りきった場所から

見た風景。陶芸、漆芸、ガラス、木彫など見たいと思っていた作家の作品を数多く見ることができてうれしかった。

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20日、久しぶりに小石川植物園を訪ねたら、旧養生所の古井戸の前にあるカンザクラが咲いていた。枝のひとつは、下に垂れ下がっていた。

古木なので、支える力がないのかもしれない。だれかに「きれいですね~」と言いたいのだけど、辺りには人影もなかった。この古井戸は、

山本周五郎『赤ひげ診療譚』の舞台、小石川養生所があった場所。斜面を下ったところの梅林では早咲きの梅が咲いていた。

そこには何人かの人がいて、野鳥を撮影していた。


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20日小石川植物園で見た植物の中で、見ごろだったのは、ロウバイ。Wikipediaの描写によれば「半透明で、にぶいツヤのある黄色」とあるが、

その通り。さらにうっとりするほど香り高い。近くには、ソシンロウバイやマンサクなども植わっていて、黄色の濃淡がそれぞれの音色で合奏

しているようだった。Chimonanthus praecox(クスノキ目ロウバイ属)中国原産。

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# by tamayam2 | 2018-01-22 18:18 | Comments(4)

【816】水族館と展覧会



1)自分の体の骨の様子をレントゲン写真などで見せられるとちょっと気恥ずかしい。この魚は、英語ではtranslucent glass catfish. (ナマズ科)。
  東南アジアの海に生息。板橋区熱帯環境植物館で元気に泳いでいた。この植物園は、熱帯の動植物が見られるステキな場所。
  板橋区のゴミ処分場が近くにあり、その焼却するときの熱を利用して、温水プールや植物館を経営している。夢の島植物園も同じしくみ。
  このような植物園は他県にもあり、いくつか訪ねたことがある。たいてい町のはずれにあり交通が不便なところが多いが、
  ここは地下鉄三田線高島平駅の近く。

  
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2)大好きな画家、熊谷守一(1880-1977)の展覧会にでかけた。私は週一度、豊島区要町に出かける。
  駅から歩いて行けるところに彼の旧家跡で今は美術館になっている所があって時折訪れるが、今回の展示は、彼の生涯にわたる全作品を、
  国立近代美術館のゆったりとした会場で見ることができる。「生きるよろこび」という題だが、自分の庭を愛し、家族を愛し、一切の
  世間的付き合いから離れ、孤高に生きた一人の画家の生涯が見えてくる。
  
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  私が彼の作品をすきなのは、描かれた野草やチョウを一目みただけで、それが何か瞬時にわかることだ。
  あっ、これはフシグロセンノウと黒アゲハ!シンプルな線と平面だけで描かれているのだが、実物をよくよく観察した人でなければ
  描けない線、面、色なのだ。
 
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# by tamayam2 | 2018-01-20 07:46 | 日々のできごと | Comments(2)

【815】新宿御苑の温室でーーーハマジンチョウ・ヒルギ

1)新宿御苑の温室で、ハマジンチョウの花を見た。

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この花を初めて見たのは、20153月、五島列島、福江島の堂崎教会を訪れたき。

庭に一群れのこの樹があった。沈丁花とは無関係のようだが、今は絶滅危惧種。

五島列島には海岸近くで自生しているところもあるらしい。まさか新宿で再会できたとは!

(ゴマノハグサ科)Myoporum bontioides


2)2011年1月、八重山諸島、西表島を訪れたときマングローブの林を見た。汽水がいつも潤っているような川の岸辺。「マングローブ」という樹があるのではなく、気根を出して陣地をだんだん拡大していく「ヒルギ」という樹がマングローブ林を形成していくようだった。


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ヒルギの花も新宿御苑の温室で見ることができる。ヤエヤマヒルギ(ヒルギ科)Rhizophoraceae

南の島々でよく見たサキシマフヨウもなつかしい。

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# by tamayam2 | 2018-01-19 09:43 | Comments(0)

【814】南の島で見た植物ーーーはからめ

毎日寒い日が続きます。皆さまのお宅のほうでは、雪の被害などありませんか。

こういう日には、なぜか長崎・五島列島や沖縄方面で見た植物のことが思い出されます。


1)3年前に五島列島にキリシタンの教会を訪ねた時、どこかの教会の庭先でセイロンベンケイを見た。

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冬なのに花が咲いていたが、葉は赤くなっていた。この植物は頑強で少々水やりを忘れたぐらいでは枯れない。

葉っぱが落ちると葉の周りから芽が出、そこから新しい株ができる。別名「葉から芽」。

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学名はBryophyllum pinnatumというが、Bryo-というのは芽が出るという意味で、phyllumというのは、葉の意味だそうだ。

沖縄の土産物屋でその「はからめ」を買ったことがあるが、葉が落ちる先から一株増えるので、往生して処分した覚えが
ある。土産物屋では「Mother leaf」または「Lucky leaf」という商品名で売られていた。


園芸界の人々は、売るために知恵をしぼってうるわしい名をお付けになるが、私から見ると混乱の原因になる。

国際的にはよく通じる学名で呼んでくれれば、氏素性がよくわかり、検索しやすいのに、と感じる。





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# by tamayam2 | 2018-01-19 09:07 | Comments(2)